【25卒・26卒向け】就活写真ってなに?体験談から新卒生へのメッセージ

「就職活動用の証明写真で気をつけなければいけないことってなんだろう?」そんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
特に写真は、採用担当者への第一印象を左右する重要なツールだからこそ、魅力を最大限に伝える準備が求められます。初めての就活では、右も左もわからないものの、「とにかく失敗は避けたい!」と考える人も多いでしょう。

私たち就活写真ドットコムでは、そんな悩みを抱える新卒の皆さんをサポートするために情報を発信しています。とはいえ、私たちも最初から写真に詳しかったわけではありません。むしろ、リアルな失敗談や成功体験を重ねてきたからこそ、「就活写真のプロ」としての視点で役立つアドバイスをお届けできるのです。
この記事では、就活写真ドットコム編集部へのインタビューを通じて、「撮影時の失敗談」「成功の秘訣」「具体的なポイント」を詳しく解説。先輩たちのリアルな体験談をもとに、就活写真にまつわる疑問や不安を解消します。あなたの個性や魅力をしっかりと伝えられる一枚を準備し、自信を持って就職活動に挑みましょう!

就活写真ってなに?

就職活動における証明写真(以下、就活写真という)は、応募時の履歴書やエントリーシートに添付する写真です。
就活に欠かせない「就活写真」は、採用担当者にとってあなたの第一印象を左右する重要なツールとなります。心理学で知られる「メラビアンの法則」によれば、見た目や表情が相手に与える影響は大きく、特に就活写真では清潔感や誠実さが重要視されます。

就職活動で知っておきたい「メラビアンの法則」

みなさんは、「メラビアンの法則」をご存知でしょうか?
この法則は、1971年に心理学者アルバート・メラビアンが提唱したもので、人間がコミュニケーションから受け取る情報の割合を示しています。その内訳は、言語情報(話の内容)が7%、聴覚情報(声のトーンや話し方)が38%、視覚情報(見た目や表情)が55%を占めるというものです。特に視覚情報が第一印象に大きく影響するといわれていることから、この法則は「7-38-55ルール」や「3Vの法則」とも呼ばれます。
この法則によると、第一印象は出会ってわずか3秒で形成され、その印象がその後の評価に影響を与えるともいわれています。このことから、就職活動では、写真の表情や服装、髪型といった視覚的な要素が特に重要であることがうかがえます。応募先の企業や職種にあったイメージを演出するなど、上手に活用することで、自分の魅力を最大限にアピールできるでしょう。

このように、メラビアンの法則を意識した証明写真や面接時の身だしなみの準備は、採用担当者によい印象を与えるための効果的な手段です。この法則を活用し、就職活動を成功へと導きましょう。

就活写真はどこで撮れるの?

就活写真は、自分で撮影するか、写真館に依頼するかの二つの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、状況に応じて選択しましょう。
スピード写真機や自撮りは、費用が抑えられることや好きなタイミングで撮影できる点があげられるものの、光の調整や表情の自然さを引き出すのは難しく、不自然な仕上がりになる可能性があります。
一方で、写真館のメリットは、プロのカメラマンがライティングやポーズを調整してくれるため、クオリティの高い写真が撮れる点です。表情や服装についてのアドバイスも受けられるため、より安心感を持って撮影に臨めます。デメリットとしては費用がやや高いことがあげられますが、将来や人生に大きく関わる大切な就活の一環と考えれば、プロに依頼する価値は十分にあるでしょう。

撮影日までに気をつけること

就活写真の準備は、撮影日までにいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
まずは企業説明会や訪問、企業研究を通じて応募先の特徴を理解し、それにあった服装や表情を考えましょう。また、応募要項も忘れずに確認し、写真のサイズや構図、提出期日をチェックし、適切なタイミングで撮影できるよう準備します。
さらに、信頼できる写真館を探して事前予約をすると安心です。前述したとおり、スピード写真でも代用は可能ですが、プロによる撮影は個々人のよさを引き出してくれるため、仕上がりに差が出ます。しっかりと睡眠をとって体調を整えたり、髪型・メイク・衣装といった身だしなみを整えることも重要です。応募先となる企業・ブランド・業界のイメージや特性にあったスタイルを心がけましょう。

撮影当日に気をつけること

撮影当日は、自然な表情と姿勢を心がけましょう。
履歴書用のバストアップ写真では、口角を軽く上げた優しい笑顔が好印象です。全身写真が必要な場合は、ポーズにも気を配り、背筋を伸ばして自信を感じさせる立ち姿を意識しましょう。
また、撮影時には余裕を持って現場に到着し、直前に鏡で最終確認をおこなうことをおすすめします。緊張しすぎず、リラックスした雰囲気で臨むことが、自然な仕上がりにつながります。

以下の記事では、宣材写真の基礎知識について徹底解説しています。ぜひご一読ください。

就活写真の実体験を教えて!

「できれば失敗は避けたい!」そんな気持ちは、就活写真を準備するすべての人が抱くでしょう。

しかし、実際にどんなことが起こるか、事前に予測するのは難しいものです。だからこそ、成功事例だけでなく、経験者の失敗談やそこから得たアドバイスが大いに役立ちます

そこで今回は、就活写真ドットコム編集部が過去に就活写真を撮影した際のリアルな体験談を集めてきました。撮影にまつわる「失敗したこと」「気をつけるべきポイント」など、役立つエピソードが盛りだくさんです。これらの体験談を参考にして、安心して撮影にのぞみましょう。

そもそもどこで撮っていいのかわからなかった

編集部A:就活写真のエピソードを教えてください!

編集部O:当時は、「いい写真」を撮りたいけど、写真館を利用したことがない&普段から親しみがないので、そもそもどこで撮ればよいのかがわかりませんでした

かといって、勝負の写真ともいえる就活写真を、自撮りや格安の方法で撮るのはクオリティ的にどうなのかなぁと不安もあり、結局知り合いの紹介で、近場の写真館で撮影しました。緊張してる間に撮られたせいか、少し力んだ感じになり。。結局、表情を含めてレタッチ対応してもらいましたが、目や口の修正が強めで、自分で違和感のある仕上がりになりました

その証明写真で第一志望のところは受かったので結果オーライですが、振り返ってみると写真自体には納得できていなかったかもと思います。

ヘアメイクメニューの存在を知らなかった

編集部A:ヘアメイクサービスは利用しましたか?これから就活写真を撮影する人にアドバイスもお願いします!

編集部O:写真館のHPがわかりづらくて、ヘアメイクというメニューの存在自体知りませんでしたあったとしても当時メイクなんてしたことないから抵抗があったと思います。メリットがわからなくて、利用しなかったかも知れません。経験を積んだ今だからこそできるわかりますが、プロによる撮影用メイクは、写真の仕上がりが格段にあがります。これから就活写真を撮影するみなさんは、ぜひ利用してみてください

新卒の就活はセルフヘアメイクで撮影。思ったよりも濃い仕上がりに…

編集部A:就活写真のエピソードを教えてください!

編集部C:新卒のとき、写真館にエントリーシート用の証明写真を撮りに行きました!
10年ほど前のことなので、記憶が曖昧なのですが(笑)、そもそもそ写真館にはメイクのメニューがなかったような気がします。自分でメイクをして行って、仕上がりを見ると結構濃い目だったので、プロにお願いできるとこにすればよかったなと思います。

写真館だけどヒアリングなし。プロからのアドバイスが欲しかった

編集部A:当日の撮影状況を教えてください!

編集部C:どのような業種を受けるかなどのヒアリングがほとんどないまま撮影しました。前髪は七三分けのポニーテールで、表情もなにもかもカチカチな印象に。

振り返ってみると、当時は事務や受付志望だったので、そこまでかっちり感は必要なかったなと思います。

編集部A:応募先や職種にあわせることは非常に大切ですよね。これから就活写真を撮影する人にメッセージをお願いします!

編集部C:特に新卒は就活についてよくわからないまま撮るので、当時は「こういうものかなぁ」と思っていましたが、事前のヒアリングやプロからのアドバイスがあればもっと満足できたかなと思います!写真館で撮影する際は、不安な点はぜひ質問などしてみてください!

写真館でヘアメイク。自分にも業界にもあわず、納得のいかない仕上がりに…

編集部A:就活写真のエピソードを教えてください!

編集部H:大学3年生のとき、友人たちに誘われ写真館で撮影しました。私はアパレル志望だったのですが、公務員志望のひとたちと一緒に撮影したからか、すごくかっちりとした写真になりました。今考えると、基本の就活写真としてはOKですが、志望業界にはあわなかったと感じました。用途をきちんと伝えるって大切です!

編集部A:その撮影で、ヘアメイクサービスを利用しましたか?これから就活写真を撮影する人にメッセージもお願いします!

編集部H:写真館のヘアメイクサービスを利用しました!
ただ、「理想とするナチュラルメイク」のイメージがうまくまとまっておらず、どのようにオーダーしたらよいかわからなかったため、結果おまかせになってしまい、全然別人のような印象のメイクになってしまいました
希望としては、就活生らしく、前髪もわけてハーフアップにしたかったのですが、少し長めのぱっつん前髪のままで、ひとつ結びになり、気持ちが表情に出てしまっていたのか、自分でもわかるくらいに暗い印象に。。

初対面のスタッフさんに要望を伝えるのが苦手だったり、緊張しがちな人は、イメージの画像を持参するか、メモに書いて渡すなどするのをおすすめします

新卒のときはスピード写真機で撮影。写真館の存在や情報をもっと早く知りたかった!

編集部A:就活写真のエピソードを教えてください!

編集部S:みなさん、写真館で撮影される方多いのですね!

私は、新卒・転職含め、エントリーシート用の写真は、写真館で撮影したことありませんでした。スピード写真の美肌加工モードで十分かなと…。

編集部A:証明写真撮影はスピード写真を撮影するのに便利ですし、スピード写真の美肌モードもかなり性能が上がってますもんね!これから就活写真を撮影する人にアドバイスがあればお願いします!

編集部S:はい。ただ、写真館で撮影すると仕上がりが全然違うようですし、もっと早くそういう情報を知ることができればよかったなぁと思いました十分に納得できる就活写真を撮影できるように、事前にリサーチして計画的に準備を進めることをおすすめします!

就活写真撮影を成功させるなら、写真館での撮影がおすすめ!

この記事では、就活写真の重要性や撮影時の注意点について、編集部メンバーのリアルな体験談を交えながらご紹介しました。就活写真は、採用担当者に第一印象を与える大切なツールです。

特に、専門的なライティングやポージングのアドバイスはもちろん、ヘアメイクや背景の調整までトータルでサポートしてくれる写真館は、就活写真をワンランクアップさせる心強い味方です。

宣材写真ドットコムでは、証明写真に関する基礎知識や業界別の撮影ポイント、さらにヘアメイクのコツまで徹底解説しています。他の記事もぜひご覧いただき、就職活動の準備を万全に整えてください。

就活は挑戦の連続ですが、丁寧に準備を重ねることで自信を持ってのぞめるはずです。みなさんの就職活動が成功することを心より応援しています!

※本記事の内容は、すべて就活写真ドットコム調べ(2024年12月現在)です。
※詳しい情報や実際の応募要項などは、公式情報をご確認ください。